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北陸 ・ 古民家・町並み

五箇山・砺波

合掌造りの里と散居村。北陸の原風景に暮らす。

Overview — このエリアについて

富山県の西部、砺波平野から山間の五箇山まで広がるエリア。世界遺産の合掌造り集落を擁する南砺市、屋敷林(カイニョ)に囲まれた散居村景観が続く砺波市・小矢部市の三市で構成されます。平野部は富山市・金沢市のどちらにも30〜50分圏で通勤可能な利便性があり、山間の五箇山地区は日本有数の豪雪地帯として自然の厚みが際立ちます。アズマダチ様式の大型古民家や合掌造りが今なお残り、伝統建築のリノベーションに関心のある移住者の受け皿が育ちつつあります。観光地としての知名度は高いものの、生活移住・二拠点の候補地としてはまだ黎明期にあります。

Living — このエリアの暮らし

散居村の広大な住空間と、豪雪への備え

砺波平野は日本最大規模の散居村として知られ、カイニョ(屋敷林)に囲まれた大型農家が点在します。空き家のストックは間取りや敷地面積が大きいものが多く、都市では得にくいゆとりある住環境が特徴です。一方、南砺市の山間部(五箇山地区)は最大積雪深が3mを超える特別豪雪地帯で、克雪・除雪への対策が生活の前提となります。富山市・金沢市への自動車アクセスが良く、首都圏への新幹線利用には新高岡駅が起点になります。

気候平野部は日本海側の雪国気候で年間積雪量は数十〜150cm程度。山間(五箇山)は特別豪雪地帯で最大積雪3m超。克雪・断熱対策は必須。
アクセス北陸新幹線・新高岡駅から東京まで約3時間(はくたか)。富山市・金沢市へは車で30〜50分圏。城端線沿いに公共交通もあるが車前提の生活。
住空間散居村のアズマダチ古民家は敷地広大・間取り大型が多く、リノベーションで低価格から入手できるケースも。合掌造りは保存規制の制約を要確認。
向き / 不向き広い住空間・伝統建築・北陸の食文化を求める人に向く。首都圏への週次往来には距離感があるため、どちらかというとUIターン定住・テレワーク移住向き。

Renovation — 移住・リノベの傾向

アズマダチ古民家と合掌造り、北陸の伝統建築と向き合う

このエリアの古民家改修の主役は、大きな切妻屋根と白壁・木組みが印象的なアズマダチ様式の農家建築です。間取りが広大なため改修規模も大きくなりやすく、断熱・耐震・克雪の三本柱が計画の肝になります。井波地区では空き家再生を通じた移住・起業の取り組みが活発で、クリエイターや職人の参入事例も出ています。五箇山の合掌造りは世界遺産の保存規制があり、自由な改修は難しい点に注意が必要です。

  • アズマダチ古民家の高断熱化・耐震化。広大な間取りを活かした改修計画が求められる。
  • 豪雪地帯の克雪対策(融雪設備・落雪設計)は北陸の設計・施工者との連携が前提。
  • 五箇山エリアの合掌造りは保存条例・文化財規制を事前に確認してから検討する。
  • 井波地区では空き家再生の実績が積み上がりつつあり、地域の工務店・支援者とのつながりが心強い。

Towns — このエリアの市町村

五箇山・砺波の代表的な市町村

市町村名をクリックすると、暮らしの魅力と、移住・二拠点に関わる支援制度の確認先がその場で開きます。

南砺市 暮らしの魅力と支援を見る

五箇山合掌造り集落(世界遺産)から、井波の木彫刻の町、散居村まで多様な地区で構成される広域市。井波地区はアキヤラボなど民間主導の空き家再生が活発で、ものづくり系移住者の集積が生まれつつあります。富山市・金沢市どちらへも車で約30〜50分とアクセスが良く、山間部と平野部で環境の差が大きいため、地区選びが移住計画の重要な軸になります。

移住・二拠点の支援:空き家バンク活用促進事業補助金(購入者向け改修:補助率1/2、市内業者利用で上限150万円・市外業者上限50万円)/定住奨励金(転入者:新築上限100万円・中古上限60万円、各種加算あり)/移住支援金(東京23区等からの就業・創業者:単身60万円・世帯100万円・18歳未満加算あり)/民間賃貸住宅居住補助金(34歳以下:月額上限2万円・最長3年)など。

公式サイトで確認
砺波市 暮らしの魅力と支援を見る

日本最大規模の散居村景観が広がる砺波平野の中心都市。チューリップの産地としても知られ、春には散居村の屋敷林の緑越しに花畑が広がります。JR城端線・砺波駅があり公共交通も確保されています。空き家バンクには大型物件の登録が多く、アズマダチ農家の改修移住先として注目されつつあります。

移住・二拠点の支援:定住促進空き家利活用補助金(空き家バンク登録物件の改修:補助率1/2、三世代同居の場合は補助率3/4で上限200万円)/住宅取得支援事業補助金(転入若者・子育て世帯:上限137.3万円)/移住支援金(東京23区等からの就業・創業者:単身60万円・世帯100万円)/引越し支援事業補助金など。

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小矢部市 暮らしの魅力と支援を見る

砺波平野の西端、石川県との県境に位置する市。北陸・東海北陸・能越の3本の高速道路が交差するアクセス拠点で、金沢市へ約40分、富山市へも約40分圏内。あいの風とやま鉄道・石動駅があります。散居村景観が広がり、クロスランドおやべなど交流施設も擁します。比較的小規模な市ながら移住支援制度は充実しています。

移住・二拠点の支援:定住促進住宅取得助成金(転入者:住宅取得額の10%、上限50万円+児童加算)/空き家バンク活用リフォーム補助金(対象経費の10%、上限20万円)/移住支援金(東京23区等からの就業・創業者:単身60万円・世帯100万円・18歳未満加算あり)など。

公式サイトで確認

※ 移住・二拠点の支援制度はあくまでご案内です。制度の有無・要件・金額・期限・最新情報は、必ず各自治体の公式情報でご確認ください。