エリアガイド一覧へ

東北 ・ 海沿い・温暖

いわき・浜通り

東北の太平洋岸で、温暖な海辺の暮らし。

Overview — このエリアについて

福島県の浜通り南部に位置するエリア。いわき市を中心に、広野町・楢葉町と続く太平洋岸の地域です。東北地方にありながら冬の降雪はほぼなく、年間日照時間が2,000時間を超える温暖な気候が際立ちます。常磐線特急ひたちで東京上野から約2時間15分〜2時間30分とアクセスでき、海岸線を生かしたサーフスポットや自然環境が日常にあります。広野町・楢葉町は東日本大震災・原発事故からの復興フェーズにあり、福島県12市町村向けの手厚い移住支援制度が整備されています。移住需要はまだ限定的ですが、温暖な海辺の暮らしや空き家活用に関心のある人には選択肢となりえるエリアです。

Living — このエリアの暮らし

東北で最も雪が少ない、太平洋の恵みとともに暮らす

浜通りは太平洋に面した地形の影響を受け、東北地方とは思えない温暖さが特徴です。いわき市小名浜では夏の最高気温が30℃を超える日が平年7日程度と少なく、冬も晴天が多く雪はほぼ降りません。年間日照時間は東京より長く、マリンスポーツや屋外活動を通年楽しめます。一方、広野町・楢葉町は震災復興が進む段階にあり、人口回復とともに新しいコミュニティが形成されつつあります。

気候東北でも有数の温暖地。年間日照時間2,000時間超、冬の降雪はほぼなし。夏も猛暑日は少ない。
アクセスJR常磐線特急ひたちで東京・上野から約2時間15分(いわき駅)。車では常磐自動車道で約2〜2.5時間。
暮らしいわき市は中核市で医療・商業・教育が充実。薄磯海岸など「日本の渚百選」の海辺や、サーフポイントが生活圏内にある。
向き / 不向き温暖な海辺の暮らしを求める人に向く。広野・楢葉は復興途上であり、コミュニティや生活インフラの状況を事前に確認したい。

Renovation — 移住・リノベの傾向

空き家活用と、海辺の住まいの整え方

いわき市では空き家バンクを通じた改修補助制度が整備されており、中古住宅の取得・改修による移住定住を後押しする仕組みがあります。広野町・楢葉町では空き家改修に最大200〜250万円の支援が設けられ、震災以降に空き家が増えた地区での活用が進められています。海辺の環境下では塩害対策(外壁・屋根・建具の素材選定)が設計上のポイントになります。

  • 空き家バンク経由の取得・改修が主流。いわき市・広野町・楢葉町いずれも補助制度あり
  • 海辺ならではの塩害対策(外壁・屋根・開口部の素材選定)が必要
  • 広野・楢葉の支援制度は手厚いが、条件(定住誓約・就業要件等)の事前確認が欠かせない

Towns — このエリアの市町村

いわき・浜通りの代表的な市町村

市町村名をクリックすると、暮らしの魅力と、移住・二拠点に関わる支援制度の確認先がその場で開きます。

いわき市 暮らしの魅力と支援を見る

福島県最大の市域を持つ中核市で、東北の太平洋側では有数の温暖地。海岸線60kmに及ぶ海辺と里山・渓谷が共存し、マリンスポーツや自然が日常にある暮らしができる。医療・商業・教育が充実しており、移住後の生活基盤を整えやすい。

移住・二拠点の支援:UIJターン支援事業(東京圏から移住:単身60万円・2人以上の世帯100万円・18歳未満の子1人につき100万円加算)/空き家バンク活用支援事業補助金(改修費の1/2・上限50万円、相続登記等費の1/2・上限5万円)/子育て世帯引越費補助(上限10万円)/若者世帯家賃補助(40歳未満・最大12万円)など。

公式サイトで確認
広野町 暮らしの魅力と支援を見る

東日本大震災・原発事故後の避難解除から12年が経過し、2021年時点で帰還率9割に回復した復興の進む町。冬でも温州みかんや国産バナナが栽培できる温暖な気候が特徴で、「教育の丘」に幼保連携施設から高校まで集約された教育環境がある。JR広野駅東側に住宅団地が整備され、子育て世代の移住も進んでいる。常磐線特急で東京から約2.5時間。

移住・二拠点の支援:広野町移住支援金(世帯100万円・単身60万円・18歳未満1人につき30万円加算)/福島県12市町村移住支援金(世帯200万円・単身120万円・子育て世帯加算100万円/人・医療介護職加算120万円)/移住者向け空き家改修支援(改修+片付け上限250万円・改修のみ上限200万円・片付けのみ上限50万円)/広野駅東ニュータウン住宅用地取得支援(300万円)/個人住宅改良支援(工事費の10%・上限20万円)など。

公式サイトで確認
楢葉町 暮らしの魅力と支援を見る

東日本大震災・原発事故の避難指示解除後、移住者の受け入れを積極的に進めている双葉郡の町。移住ポータルサイト「暮らすなら楢葉」を整備し、福島県12市町村の手厚い支援制度が利用できる。海と緑に囲まれた自然環境の中で、新たなコミュニティが形成されつつある段階。定住誓約・就業要件など支援制度の条件は事前に確認が必要。

移住・二拠点の支援:福島県12市町村移住支援金(世帯200万円・単身120万円)/移住者向け空き家改修支援補助金(改修+片付け上限250万円・改修のみ上限200万円・片付けのみ上限50万円)/移住定住促進賃貸住宅家賃補助金(家賃から35,000円を引いた額・上限40,000円/月・最大36か月)/子育て世帯等住宅取得奨励金(100万円)など。

公式サイトで確認

※ 移住・二拠点の支援制度はあくまでご案内です。制度の有無・要件・金額・期限・最新情報は、必ず各自治体の公式情報でご確認ください。