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中国 ・ 海沿い・温暖 ・ 古民家・町並み

石見

日本海と中国山地が交わる、石見の暮らし。

Overview — このエリアについて

島根県西部に広がる石見地方は、日本海に面した海沿いの町と中国山地の山間集落が連なるエリアです。赤茶色の石州瓦の屋根が点在する風景、世界遺産・石見銀山の歴史的な町並み、城下町・津和野の白壁と掘割など、建築と景観の層が厚いことが移住・リノベを検討する人の関心を集めています。邑南町の「日本一の子育て村」構想や江津市の起業・UIターン支援など、移住施策で先進的な自治体が複数あり、島根県全体の「くらしまねっと」ポータルが情報発信の窓口として機能しています。首都圏からの直行便(萩・石見空港)があるものの、アクセスは他のエリアに比べてかかる点は正直に踏まえておきたい場所です。

Living — このエリアの暮らし

山陰の気候と、厚い歴史建築のストック

石見地方は山陰の日本海側気候で、冬は雨・曇りの日が多く、沿岸平坦部でも降水量は年1,550〜2,100mm程度あります。沿岸部の積雪は少なめですが、邑南町など中国山地に近い山間部では積雪が増し、気候が大きく変わります。年間日照時間は沿岸部で1,700〜1,800時間前後と山陰としては標準的で、夏は比較的しのぎやすいものの、梅雨〜秋の雨への備えは要ります。石州瓦の赤茶色屋根が広がる景観、石見銀山・温泉津・津和野の歴史的町並みなど、空き家・古民家の建築的ストックが厚く、リノベーションを前提にした暮らしを探す人に手応えのある地域です。

気候山陰型。冬は曇雨天が多く、沿岸部は積雪少なめ。山間部(邑南等)は降雪が増える。夏は比較的しのぎやすい。
アクセス萩・石見空港(益田)から羽田へ約1時間20分(1日1〜2便)。広島・山口方面へは高速道・JRで2〜3時間圏。首都圏との距離はかかるが、空路があるのは強み。
建築ストック石州瓦の民家・石見銀山大森地区の商家・津和野の町家など歴史的建築が残る。空き家バンク登録物件数も比較的多い。
向き・不向きリノベを前提に「ていねいな田舎暮らし」を目指す人、子育て環境や医療を重視する人(邑南町)に向く。首都圏との頻繁な往来を前提にした二拠点には距離感がある。

Renovation — 移住・リノベの傾向

石州瓦と歴史的町並みの中のリノベーション

石見地方のリノベーションは、空き家バンクを通じた古民家・中古戸建ての改修が主流です。江津市の石州瓦民家、大田市・温泉津や石見銀山周辺の歴史的建造物、津和野の町家など、建築的に面白い素地がある一方、雨の多い気候から屋根・外壁・湿気対策が先決になります。山間部では冬の暖房・断熱も必要です。各市町村がUIターン者向けの空き家改修補助金を整備しており、移住を前提とした改修計画と補助金を組み合わせやすい環境が整っています。

  • 雨量多め・山陰気候への屋根・防水・湿気対策が最初の優先
  • 石州瓦・歴史的意匠を活かしながらの改修には文化財・景観規制の確認が必要(大森・温泉津・津和野)
  • 山間部(邑南・吉賀・津和野内陸)は冬の断熱・暖房計画も必須
  • 各市町村の空き家改修補助金(UIターン者向け・上限30〜100万円)を活用しやすい

Towns — このエリアの市町村

石見の代表的な市町村

市町村名をクリックすると、暮らしの魅力と、移住・二拠点に関わる支援制度の確認先がその場で開きます。

浜田市 暮らしの魅力と支援を見る

石見地方の中核都市で、行政・医療・商業が集積する生活拠点。日本海に面した海沿いの暮らしと利便性のバランスがよく、石見エリアへの移住の入口にもなりやすい。浜田道で広島・中国道方面へのアクセスも確保されている。

移住・二拠点の支援:空き家バンク制度/空き家バンク登録物件改修事業補助金(対象経費の2/3以内・UIターン者かつ40歳未満は上限100万円、UIターン者または40歳未満は上限50万円、基本上限30万円)/空き家バンク活用促進事業補助金(家財処分等・上限5万円)など

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益田市 暮らしの魅力と支援を見る

石見地方の南西に位置する市で、清流・高津川と日本海の両方を持つ自然豊かな環境。萩・石見空港を市内から10分圏に擁し、東京へ空路で約1時間20分とアクセスでは石見エリア内で最も強み。お試し移住施設(単身月額8,100円〜)も整備されている。

移住・二拠点の支援:空き家バンク制度・空き家バンクナビ/地域の担い手移住リフォーム事業補助金(対象経費の1/2以内・基本上限30万円、子育て加算・地区加算あり)/空き家バンク登録推進奨励金など

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江津市 暮らしの魅力と支援を見る

石州瓦の産地として知られ、赤茶色の屋根が広がる独特の景観を持つ小さな市。江の川河口に位置し、UIターン・起業支援に積極的な姿勢で知られる。人口規模は小さいが、移住者向けのコミュニティや情報発信が活発。

移住・二拠点の支援:空き家バンク制度/UIターンのための空き家改修費補助金(対象経費の1/2以内・上限50万円、住居兼店舗は最大100万円)/江津市地方創生移住支援金(県事業に基づく)など

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大田市 暮らしの魅力と支援を見る

世界遺産・石見銀山を有し、大森地区の歴史的な町並みや温泉津の港町景観など、全国的にも希少な建築ストックが残る。2015年の「田舎暮らしの本」移住先1位の実績もあり、空き家再生の動きが続く。市街地・海沿い・山間と暮らし方の選択肢が広い。

移住・二拠点の支援:空き家バンク制度(定住サイト「どがどが」)/おおだに住もう移住者定住支援事業(空き家改修費:対象経費の1/2以内・上限50万円、残存家財処分費:上限15万円)など

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邑南町 暮らしの魅力と支援を見る

「日本一の子育て村」を掲げ、0歳〜中学卒業までの医療費無料化・第2子以降保育料無料など子育て支援が手厚い。公立邑智病院に産婦人科・小児科の常勤医がいる点は山間部としては強み。移住支援施策の先進地として知られ、若い世代の移住が続いている。

移住・二拠点の支援:空き家バンク制度(おおなん住ま居るナビ)/空き家バンク活用促進事業補助金(家財処分・ハウスクリーニング 各上限10万円)/わくわく邑南生活実現支援事業移住支援金(東京23区等からの移住・就業者:世帯100万円、単身60万円、18歳未満の子1人につき100万円加算)など

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津和野町 暮らしの魅力と支援を見る

「山陰の小京都」と呼ばれる城下町で、白壁・掘割・鯉の泳ぐ街並みが残る。重要伝統的建造物群保存地区を有し、空き家改修に景観・規制の確認が必要な一方、歴史的意匠を活かしたリノベの素地がある。東京圏からの移住支援金制度も整備されている。

移住・二拠点の支援:空き家情報バンク制度/空き家改修事業補助金(対象経費の1/2以内・上限50万円)/わくわく津和野生活実現支援事業移住支援金(世帯100万円・単身60万円)/家を新築または改修する方向けの補助(最大120万円)など

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吉賀町 暮らしの魅力と支援を見る

島根県最南西端、広島・山口との県境に接する山深い町。清流・高津川の源流域を有し、自然の豊かさを求める層の移住が続く。町内の移住体験滞在施設(Iターン者対象)を整備し、定住前の試住が可能。空き家改修補助の利用者向け上限は石見エリアでも高水準。

移住・二拠点の支援:空き家情報バンク制度/空き家活用集落担い手確保事業補助金(改修費:空き家利用者は対象経費の1/2以内・上限75万円)/家財等処分推進事業補助金(上限10万円)など

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※ 移住・二拠点の支援制度はあくまでご案内です。制度の有無・要件・金額・期限・最新情報は、必ず各自治体の公式情報でご確認ください。