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北海道 ・ 高原別荘 ・ 雪国・スキー

ニセコ・羊蹄山麓

羊蹄山の麓、国際リゾートの隣に静かな暮らし。

Overview — このエリアについて

後志(しりべし)の山麓に広がるニセコ・羊蹄山麓エリアは、国内屈指の降雪量を誇るスキーリゾートとして国際的に知られる一方、農業と温泉が根づいた暮らしの場でもあります。倶知安町・ニセコ町を核とするひらふ・アンヌプリ地区は外資系開発が進んで地価・住宅費が著しく上昇しており、移住・二拠点用の物件取得は難易度が高い状況です。一方、蘭越町・真狩村・京極町・喜茂別町・留寿都村といった周辺自治体は比較的穏やかな住宅コストを保ち、ニセコ圏のリゾート体験へのアクセスを享受しながら農村の暮らしを選べます。新千歳空港から車で約2時間、積雪期は最深2メートルを超えることもある本格的な雪国であり、断熱・除雪を前提にした住まいの準備が欠かせません。

Living — このエリアの暮らし

国際リゾートと農村が隣り合う、雪国の暮らし

羊蹄山(標高1,898m、通称「蝦夷富士」)を中心に広がるこのエリアは、冬は世界有数のパウダースノー、夏は清涼な高原気候が特徴です。倶知安町・ニセコ町は観光・リゾート産業が中心となり、外国人居住者が人口の2割を超える国際色の強いまちへと変容しています。一方、周辺の農村集落では稲作・野菜・馬鈴薯・ユリ根などの農業が盛んで、蘭越の湯やニセコの温泉など、生活圏内に豊かな温泉資源があります。新千歳空港まで車で約2時間、鉄道(函館本線)でのアクセスも可能ですが、公共交通は限定的で移動は車が前提です。

気候本格的な雪国。冬の最深積雪は2mを超えることがあり、降雪量は全国でも上位クラス。夏は涼しく、蒸し暑さは少ない。
アクセス新千歳空港から車で約2時間。JR函館本線(倶知安駅)も利用可能だが本数は少なく、生活は車が前提。
暮らしの現実倶知安町・ニセコ町中心部は地価・家賃が高騰しており、物件取得コストは道内他エリアより高い。周辺農村では落ち着いた住環境が残る。
向き / 不向き雪国の暮らし・農的生活に関心がある人、リゾートワーカーとしての就業を検討する人に向く。リゾート物件への投資目的の転入とは性格が異なるため、慎重な事前調査が望ましい。

Renovation — 移住・リノベの傾向

雪国の断熱性能と、物件コストの現実

倶知安町・ニセコ町エリアは新築・外資系コンドミニアム開発が主流で、既存住宅のリノベーション市場は他の高原エリアと異なる様相を呈します。地価・工事費の高騰が続いており、改修コストも道内他エリアより高めに見込む必要があります。ニセコ町は独自の省エネ基準(ニセコスタンダード)を設けており、断熱性能への要求水準が高い地域でもあります。

  • 北海道の断熱基準(北方型住宅)を前提にした改修計画が必須。窓・外壁・床下の断熱と凍結対策を一体で設計する
  • ニセコ町は住宅省エネルギー改修工事促進補助金を設けており、断熱改修への公的補助を活用できる場合がある
  • 倶知安町はくっちゃん型住宅補助金(新築最大350万円超も可能)を設けるが、新築が主対象。既存住宅改修は補助の対象・金額を事前に確認が必要
  • 周辺農村(蘭越・喜茂別・京極・真狩・留寿都)では中古住宅取得への補助制度があり、新築より物件コストを抑えつつ改修できる選択肢がある

Towns — このエリアの市町村

ニセコ・羊蹄山麓の代表的な市町村

市町村名をクリックすると、暮らしの魅力と、移住・二拠点に関わる支援制度の確認先がその場で開きます。

倶知安町 暮らしの魅力と支援を見る

ニセコスキーリゾート(グラン・ヒラフ)の玄関口であり、後志の行政中心地。スキー産業・観光業の就業機会が豊富な一方、外資系開発により地価・家賃が急騰。日本人居住者にとって一般的な賃貸物件の確保が難しくなりつつあり、生活拠点としての検討は現実的なコスト把握が前提となる。くっちゃん型住宅建設促進補助金(新築)は手厚い設計で、転入世帯への加算もある。

移住・二拠点の支援:くっちゃん型住宅建設促進補助金(新築専用住宅・町内業者150万円/町外業者50万円、北方型住宅2020登録で+100万円、若年・転入・子育て世帯それぞれ+50万円、条件を満たせば最大350万円超も可能)/しりべし空き家BANK参加(空き家情報の登録・紹介)。国の移住支援金(UIJターン)は倶知安町では実施対象外(2025年時点)。

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ニセコ町 暮らしの魅力と支援を見る

羊蹄山とニセコアンヌプリを背景に持つ国際リゾートタウン。SDGs未来都市・環境モデル都市として脱炭素まちづくりを推進し、高断熱住宅の整備が進む。二拠点居住者が入居者の半数近くを占める「ニセコミライ」など新しい居住形態が生まれている。農業・アウトドアとリゾートが共存する暮らしを求める人に向く。

移住・二拠点の支援:住宅省エネルギー改修工事促進補助金(断熱改修対象)/農業担い手育成制度(新規就農者向け上限100万円融資)/長期滞在体験「ちょっと暮らし」/しりべし空き家BANK参加。移住支援金の金額等の詳細は町公式で要確認。

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喜茂別町 暮らしの魅力と支援を見る

中山峠の麓、羊蹄山東側の農業の町。倶知安から車で30分圏内に位置し、ニセコエリアの利便を享受しながら比較的落ち着いた住環境が残る。じゃがいも・大根など農業が盛んで、新規就農を希望する移住者への開業支援も設けられている。しりべし空き家BANKに参加し、空き家情報を提供。

移住・二拠点の支援:空き家バンク制度(しりべし空き家BANK連携)/住宅取得補助(新築上限100〜250万円・住宅リフォーム工事費補助上限30万円)/民間賃貸住宅家賃助成(月額上限2万円)/新規就業・就農促進補助(各上限250万円)。詳細は町公式で要確認。

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京極町 暮らしの魅力と支援を見る

羊蹄山東裾に位置し、「日本で最も美しい村」連合加盟の農業の町。名水百選「ふきだし湧水」(1日約8万トン)の水源地として知られ、水が豊かな暮らしが魅力。じゃがいも・にんじんの農産地として評価が高く、静かな高原暮らしを求める移住者に向く。人口約3,500人の小規模な町ながら定住促進補助を設けている。

移住・二拠点の支援:京極町定住促進事業補助金(新築上限120万円・中古住宅購入価格の1/10上限50万円。令和2年〜令和12年3月31日が対象期間)。詳細は町公式で要確認。

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真狩村 暮らしの魅力と支援を見る

羊蹄山南麓に広がる農業の村。ユリ根の作付け・出荷量が日本一を誇り、じゃがいも・大根・にんじんも栽培される農村ブランドが強い。羊蹄山の眺望と豊かな農村景観の中での暮らしを求める人に向く。村営住宅(見晴ハウス・共済住宅)や村が整備した分譲地(社の森ふれあいタウン)があり、移住受け入れの入口が設けられている。

移住・二拠点の支援:真狩村「社の森」分譲地住宅建築補助事業/定住促進奨励事業(分譲地購入者への奨励金・まっかり商品券)/村営住宅あり。補助金額等の詳細は村企画情報課(0136-45-3613)で要確認。

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留寿都村 暮らしの魅力と支援を見る

ルスツリゾート(スキー・ゴルフ・遊園地)を擁する観光農業の村。標高300〜400mの盆地で夏涼しく、馬鈴薯・アスパラガス・豚肉(ブランド豚)など農業が盛ん。札幌から車で約90分と比較的近く、ニセコエリアへのアクセスも良好。リゾートワーカーとしての就業機会と農業移住の両方が選べる。

移住・二拠点の支援:留寿都村移住定住支援事業(新築50万円・建売50万円・中古30万円の住宅取得補助。中学生以下の子がいる世帯は+20万円。令和8年度申請分は令和9年2月26日まで)/空き家バンクあり。

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蘭越町 暮らしの魅力と支援を見る

後志最大の河川・尻別川が流れる農業と温泉の町。「らんこし米」は北海道内外で評価されるブランド米で、比較的温暖な気候と豊富な水を活かした農業が基幹産業。ニセコ観光圏に属しながら「いつも長閑な空気が流れるまち」として知られ、倶知安から30分圏内にありながら住宅コストが穏やか。複数の温泉郷があり、生活圏に温泉が息づく暮らしが魅力。令和6年に移住支援条例を施行し、移住者向け支援を体系化した。

移住・二拠点の支援:蘭越町移住支援条例(令和6年4月施行)に基づく各種事業:住宅取得奨励事業(新築・中古購入、改修・解体加算で最大上限190万円)/住宅準備助成事業(引越し費用・暖房器具等、上限10万円)/空き家利活用登録準備助成事業(登記費用等、上限10万円)。詳細は町公式で要確認。

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※ 移住・二拠点の支援制度はあくまでご案内です。制度の有無・要件・金額・期限・最新情報は、必ず各自治体の公式情報でご確認ください。