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中国 ・ 古民家・町並み ・ 農的暮らし

岡山県北

森と城下町、西粟倉から津山まで。

Overview — このエリアについて

岡山県北部は、津山盆地を中心とした城下町の暮らしから、中国山脈の懐に抱かれた林業の村まで、多様な移住スタイルが共存するエリアです。森林率93%の西粟倉村は「ローカルベンチャーの聖地」として全国から起業家・移住者を集め、真庭市は木質バイオマスと蒜山高原の酪農で知られる県最大面積の自治体。津山市は9万人規模の城下町として生活利便と自然のバランスが取れています。岡山市・大阪方面へは高速道路で1〜2時間圏内。空き家ストックは厚く、市町村ごとに購入・改修補助が整備されており、移住・二拠点の検討しやすさという点でも県北全体の受け入れ体制は充実しています。

Living — このエリアの暮らし

盆地と山間、それぞれの暮らしの選択肢

岡山県北は、南の津山盆地と北の中国山脈沿いの谷あい集落とで、気候・標高・暮らしぶりが大きく異なります。津山市などの盆地部は標高100〜200m程度で夏は高温・冬は底冷えする内陸性気候。一方、西粟倉村・新庄村・真庭市北部(蒜山周辺)は標高400〜600m以上で冬は積雪があり、寒冷地の住まい対策が必要です。大阪・神戸へは高速道路で2〜2.5時間、岡山市へは1時間前後。新幹線利用であれば岡山駅(在来線またはバス接続)が基点となります。空き家・古民家のストックは豊富で、地域おこし協力隊・ローカルベンチャー支援など、移住後の仕事・コミュニティへのアクセスも整ってきています。

気候津山盆地は内陸性で寒暖差が大きい。山間部(西粟倉・蒜山等)は標高が上がり冬は積雪あり。断熱・暖房計画を要確認。
アクセス岡山市まで車で約1時間(中国道・岡山道)、大阪・神戸方面へ2〜2.5時間。新幹線は岡山駅から在来線またはバス接続。
暮らしの環境津山市は9万人規模で生活利便が高い。山間部の小規模自治体ほど自然が近く、コミュニティのつながりが密。空き家・古民家の物件数は比較的多い。
向き / 不向きローカルベンチャー・農林業移住・子育て・古民家再生など多様な移住スタイルに対応。山間部の積雪や道路環境、公共交通の少なさは事前に確認を。

Renovation — 移住・リノベの傾向

農村・城下町の古民家再生と、林業の土地柄を活かした木造改修

岡山県北は杉・ヒノキの産地として木材資源が豊富で、地域産材を活かした木造改修の素地があります。津山城下や真庭・美作の集落には古民家・町家ストックが残り、空き家バンク経由で取得後にリノベーションするケースが増えています。山間部では積雪・凍結に備えた断熱・防湿計画が不可欠で、古民家の土間・梁・縁側といった空間を活かしながら現代の居住水準に引き上げる改修が典型的です。

  • 空き家バンク登録物件の取得+改修が典型パターン。各自治体の購入・改修補助を組み合わせると費用負担を抑えやすい。
  • 地域産スギ・ヒノキを活用した内装・構造補強。真庭市では真庭産木材使用で改修補助加算あり。
  • 山間部は断熱・防湿・凍結対策が必須。古民家の大空間は暖房計画とセットで検討する。
  • 土間・梁・縁側など農村住宅の空間を活かしながら、現代の生活動線に合わせた間取り改修が多い。

Towns — このエリアの市町村

岡山県北の代表的な市町村

市町村名をクリックすると、暮らしの魅力と、移住・二拠点に関わる支援制度の確認先がその場で開きます。

津山市 暮らしの魅力と支援を見る

岡山県北の中核都市で人口約9万人。津山城跡を擁する城下町の歴史と、スーパーや病院など生活インフラが整ったバランスが魅力。高速ICが市内に2か所あり、岡山市・大阪方面へのアクセスが良い。空き家バンク(津山市住まい情報バンク)の物件数が多く、購入・改修補助を組み合わせた移住が現実的。

移住・二拠点の支援:津山市移住支援金(東京圏等から就業・起業者向け)/空き家活用定住促進事業補助金(購入費:取得費の10%以内・上限30万円、改修費:工事費の2/3以内・上限60万円)など。

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真庭市 暮らしの魅力と支援を見る

県内最大面積を持つ自治体で、南部の落合地区から北部・蒜山高原まで標高差のある暮らしの選択肢がある。木質バイオマスで知られる林業都市で、地域産材を活かしたリノベーションとの相性が良い。蒜山のジャージー牛酪農やアウトドア文化も移住者に人気。

移住・二拠点の支援:空き家活用定住促進補助金(購入:対象経費の1/3以内・上限30万円、移住者加算・若年加算・子ども加算・真庭産木材加算あり)/空き家家財道具等撤去補助金(対象経費の1/3以内・上限20万円)/UIJターン向け賃貸家賃補助・引越費用補助(ふるさとまにわ新ライフステージ支援事業)など。

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美作市 暮らしの魅力と支援を見る

「美作三湯」(湯郷・大原・湯原)の温泉地を擁し、古くからの宿場文化が残るエリア。山陽自動車道・鳥取自動車道の結節点に近く、岡山市・姫路方面へのアクセスが比較的良い。農村の暮らしと温泉の近さが移住者の評価を得ている。

移住・二拠点の支援:みまさか暮らし定住補助金(令和7年4月より拡充・若者加算を新設)/美作市空き家情報バンク/空き家バンク登録物件のリフォーム補助など。

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西粟倉村 暮らしの魅力と支援を見る

森林率93%の小さな村で、「百年の森林構想」を軸に70社超のローカルベンチャーが生まれた移住先進地。起業・創業を軸にした移住者が多く、地域おこし協力隊(起業型)制度で最大3年間の活動費支援がある。住宅不足が課題のため空き家活用補助を用意しているが、物件数は限られる。

移住・二拠点の支援:西粟倉村空き家バンク/空き家活用補助制度(改修費・片付け費として上限145万円・令和7年度まで期間限定)/ローカルベンチャー起業型地域おこし協力隊制度など。

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奈義町 暮らしの魅力と支援を見る

合計特殊出生率2.95を達成した「奇跡の町」として知られ、手厚い子育て支援策が全国的に注目されてきた。那岐山の麓に位置し、定住促進住宅「センタービレッジ奈義」の整備など若い世代の定住に積極的。子育て世代の移住先として検討価値が高い。

移住・二拠点の支援:空家購入補助金(上限100万円)/新築住宅補助金(上限100万円)/出産祝金・在宅育児支援金・医療費無料(高校卒業まで)・高校就学支援金など子育て支援多数。

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鏡野町 暮らしの魅力と支援を見る

奥津温泉や苫田ダムを擁する、鏡野川沿いの山間の町。津山市に隣接し生活利便との両立もしやすい。定住促進空き家改修補助では移住者に手厚い補助率が設定されており、お試し住宅(1日1,000円)も移住検討の足がかりになる。

移住・二拠点の支援:定住促進空き家改修事業補助金(移住者は補助率2/3・上限100万円、空き家貸出の場合は補助率1/2・上限50万円)/空き家片付け推進事業補助金(補助率1/2・上限10万円)/お試し住宅(1日1,000円〜)など。

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勝央町 暮らしの魅力と支援を見る

南部に西日本有数規模の工業団地を持ち、就労環境が整っている。高速道路ICが近く、岡山市・神戸方面へのアクセスが良好。無料のお試し住宅が3棟あり、移住前の現地体験がしやすい。北部には黒豆・ブドウ・桃の農地が広がり、農業移住との組み合わせも可能。

移住・二拠点の支援:移住支援金(個人最大60万円・世帯最大100万円、就業・起業要件あり)/定住促進補助金(改修費上限70万円、購入費上限100万円)/お試し住宅(無料・3〜180日)など。

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新庄村 暮らしの魅力と支援を見る

日本で最も美しい村連合に加盟する、人口約800人の小さな山村。がいせん桜の並木と雪の景色で知られ、一般社団法人「むらづくり新庄村」が移住相談の一次窓口を担う。空き家物件数は少ないが、購入・改修補助と「おためし住宅」で受け入れ体制を整えている。

移住・二拠点の支援:空家購入補助金(対象経費の1/2以内・上限100万円)/空家改修補助金(工事費の1/2以内・上限50万円)/おためし住宅など。

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久米南町 暮らしの魅力と支援を見る

岡山市の北に隣接する中山間の小町。岡山市へのアクセス(車で約30〜40分)が県北の中では良く、岡山市と二拠点的な使い方も現実的。空き家バンクと空き家流動化促進補助金を運営し、移住相談者に対して丁寧な対応で知られる。

移住・二拠点の支援:空き家流動化促進事業補助金(購入費:対象経費の4割・上限20万円、改修費:対象経費の4割・上限50万円、若者要件で上限+50万円)/片付け補助金(対象経費の4割・上限10万円)など。

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美咲町 暮らしの魅力と支援を見る

中国勝山(真庭市)と津山市の中間に位置する農村の町。棚田の景観や金鶏桜(推定樹齢500年)で知られる。空き家対策推進員が物件案内を担当し、空き家バンク登録物件への購入・改修補助が整備されている。最長14日のお試し住宅も利用可能。

移住・二拠点の支援:美咲町空家活用定住促進事業補助金(購入費:購入費の1/5以内・上限30万円、改修費:対象経費の2/3以内・上限60〜100万円、引越費・片付け費補助あり)など。

公式サイトで確認

※ 移住・二拠点の支援制度はあくまでご案内です。制度の有無・要件・金額・期限・最新情報は、必ず各自治体の公式情報でご確認ください。