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中国 ・ 島移住

隠岐

対馬暖流が育む、離島の暮らし。

Overview — このエリアについて

隠岐は島根半島の北東約80kmの日本海に浮かぶ諸島で、島後(島根県最大の離島・隠岐の島町)と島前(海士町・西ノ島町・知夫村の3町村)から成ります。対馬暖流の影響で、同緯度の本土と比べて冬の冷え込みが穏やかな海洋性気候が特徴です。ユネスコ世界ジオパーク・国立公園にも指定され、雄大な海岸景観と独自の文化が残ります。とりわけ海士町は「ないものはない」という哲学のもと地域再生に取り組み、島留学・大人の島留学などユニークな移住受け入れの仕組みで全国的に知られます。本土からのアクセスはフェリーや航空便に限られ、天候による欠航リスクも伴います。島内の生活インフラは規模差があり、利便性と自然・コミュニティのトレードオフを理解したうえで検討したいエリアです。

Living — このエリアの暮らし

海洋性気候と、島ならではのコミュニティ

対馬暖流の恩恵で、冬は本土日本海側ほど厳しくなく、夏は都市部より過ごしやすい気候です。ただし秋〜春は曇天・雨天が多く、冬の強風や荒波による交通欠航が生活に影響します。スーパーやコンビニがない島もあり、買い物・医療は本土や島後に頼る場面もあります。一方で人口規模が小さいことによる濃い人間関係、漁業・農業と直結した食、移住者コミュニティの厚みなど、島特有の暮らしの豊かさがあります。住まいは自家用車が必須で、フェリーの運航スケジュールが日常の感覚に溶け込んでいます。

気候海洋性。冬は本土日本海側より温暖だが、曇天・強風が多く欠航が生じやすい。積雪は年10〜20cm程度。夏は涼しめ。
アクセス島後(隠岐の島町):境港・七類港からフェリー約2〜4時間、高速船約1〜1.5時間。隠岐空港から出雲約30分・伊丹約50分。島前(海士町・西ノ島町・知夫村):七類港からフェリー約3時間。冬季の欠航リスクあり。
生活インフラ島後は日常的な商業・医療がある程度揃う。島前3町村は小規模で、スーパー・コンビニがない島もある。自家用車は必須。
向き / 不向き島の暮らし・コミュニティへの共感、自然との関わりを重視する人に向く。本土と頻繁に行き来したい二拠点より、腰を落ち着ける移住・定住向き。

Renovation — 移住・リノベの傾向

塩害対策と、島の施工事情を踏まえた計画を

海に囲まれた離島のため、塩害による外壁・屋根・金属部材の劣化が想定以上に進みやすい環境です。資材は本土から船便で輸送するコストが加わり、施工できる業者も限られます。既存の空き家は家財が残るケースや修繕が必要な状態が多く、改修前のコンディション確認が重要です。

  • 塩害・潮風を前提にした外壁・屋根・金属部材の素材選定と定期メンテナンス計画
  • 資材の島外輸送コストが加わるため、内地より工費が高くなることを見込む
  • 施工業者が少なく工期も調整が必要。早めの相談と工程計画が肝要
  • 空き家バンク物件は家財・修繕状況を事前確認。各自治体の改修補助の活用を検討

Towns — このエリアの市町村

隠岐の代表的な市町村

市町村名をクリックすると、暮らしの魅力と、移住・二拠点に関わる支援制度の確認先がその場で開きます。

海士町 暮らしの魅力と支援を見る

隠岐島前・中ノ島に位置する人口約2,200人の町。「ないものはない」を掲げた地方創生の取り組みで全国的に知られ、大人の島留学・島体験(3ヶ月滞在型インターン)など独自の移住受け入れ仕組みが充実しています。隠岐牛・岩ガキ春香など水産・畜産ブランドも豊富で、移住者コミュニティと島の人の繋がりが暮らしの魅力です。住宅は不足気味で町営住宅待機もありますが、環境整備課が住宅・空き家バンクの相談窓口を担います。

移住・二拠点の支援:空き家バンク(環境整備課)/島根県わくわく生活実現支援事業(東京23区からの移住者向け移住支援金:世帯100万円・単身60万円)/断熱DIY促進支援事業補助金(材料費の4/5、上限4万円・島前地域購入時)/子育て支援:出産準備金15万円・出産祝い金(第1子10万円〜第4子以降100万円)・0〜中学修了前医療費無料

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西ノ島町 暮らしの魅力と支援を見る

島前最大の島・西ノ島に位置し、浦郷に役場を置く人口約2,800人の町。摩天崖や焼火山など雄大な景観が特徴で、お試し暮らし体験施設(美田尻ハウス・1泊3,000円〜)を設け、移住前の体験滞在をサポートしています。空き家バンクの登録件数が多く、成約実績も積み重なっています。

移住・二拠点の支援:空き家・空き地バンク(環境整備課 08514-6-1748)/わくわく西ノ島生活実現支援事業(東京圏からの就業移住者向け:世帯100万円・単身60万円)/U・Iターン者就業支援金(引越経費上限15万円・就労継続支援最大36万円)/空き家バンク登録支援事業補助金(所有者向け残存物処分・清掃費補助)/お試し暮らし体験施設あり

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知夫村 暮らしの魅力と支援を見る

島前最小の島・知夫里島にある人口約570人の村。赤壁・赤ハゲ山など独自の景観を持ち、サザエ・岩ガキ・ワカメなど海の幸が豊か。小規模ゆえの密なコミュニティが特徴で、新規就農・就漁希望者への相談窓口を地域創生課が担います。住宅は村営住宅と空き家活用型(所有者と村が契約して貸し出す形式)で対応しており、購入できる物件は少ない状況です。

移住・二拠点の支援:住宅情報・移住相談(地域創生課 08514-8-2211)/子育て支援:0〜18歳医療費無料・保育料無償化・出産祝い金(児童1人につき20万円)/就農・就漁支援相談あり

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隠岐の島町 暮らしの魅力と支援を見る

隠岐最大の島・島後に位置し、人口約1.3万人。隠岐の中では生活インフラが最も整っており、商業・医療施設が集積しています。隠岐世界ジオパーク空港を擁し、出雲・伊丹への航空便もあります。UIターン支援制度が体系化されており、空き家改修・家賃補助・奨励金など複数の制度が揃っています。

移住・二拠点の支援:空き家・空き地バンク制度/隠岐の島町空家等改修・再生事業補助金(対象経費の2/3、賃貸枠上限350万円・コミュニティ枠上限250万円)/UIターン促進事業補助金(自宅改修費補助:基本上限100万円、家賃補助:基本上限1万円/月〜最大3万円/月)/ふるさと定住奨励金(50歳未満UIターン者・新規学卒者対象:5万円〜20万円、夫婦・子育て加算あり)/旧村地域Uターン支援金(同居世帯基本100万円・近居世帯50万円、子育て加算あり)

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※ 移住・二拠点の支援制度はあくまでご案内です。制度の有無・要件・金額・期限・最新情報は、必ず各自治体の公式情報でご確認ください。