中国 ・ 古民家・町並み ・ 農的暮らし
奥出雲・雲南
鉄の文化が息づく、中国山地の里山へ。
Overview — このエリアについて
島根県東部、中国山地の内陸に位置する里山エリア。雲南市・奥出雲町・飯南町の3市町が連なり、斐伊川の源流域に棚田・古民家・蔵が点在します。古くから「たたら製鉄」で栄えた奥出雲町は日本遺産にも登録され、ブランド米「仁多米」の産地としても知られます。松江自動車道(三刀屋木次IC)の開通で松江まで約40分、広島まで車で約2時間とアクセス環境は改善されつつありますが、鉄道は木次線のみで自動車移動が基本。南部ほど山が深く豪雪地帯となるため、暮らしには冬支度が不可欠です。古民家・農家住宅のストックは厚く、空き家バンクを活用した移住・定住の動きが各市町で進んでいます。
Living — このエリアの暮らし
里山の暮らしと、たたらが刻んだ風景
雲南市北部は盆地状の地形で平均気温約14℃と中山間地としては暮らしやすく、南に向かうほど標高が上がり気温が下がります。奥出雲町(横田地区)や飯南町南部は豪雪地帯に指定されており、年間積雪量が400cmを超える年もあります。鉄道はJR木次線が通りますが本数は少なく、日常の移動には車が必須です。松江自動車道で県都・松江へ約40分、中国横断道(尾道松江線)を使えば広島へ約2時間圏に入ります。移住者向けのコミュニティや行政の相談窓口は各市町で整備されており、農的暮らしや古民家暮らしを求める層に向いたエリアです。
Renovation — 移住・リノベの傾向
農家住宅・古民家の再生が、移住の入り口になる
エリアを通じて農家住宅・蔵・古民家のストックは厚く、空き家バンクを介した取得・改修が移住の主な経路です。たたら製鉄の職人文化を背景に、梁や柱が太く骨格のしっかりした古民家も残ります。豪雪地帯を含むため、断熱・屋根雪への対応が改修計画の前提となります。
- 農家住宅・古民家の空き家バンク物件を取得・改修するケースが多い
- 豪雪地帯のため断熱・屋根・暖房計画を初期段階で組み込む必要がある
- 雲南市・奥出雲町・飯南町いずれも空き家改修への補助制度があり、組み合わせが可能
- 蔵や土間を活かしたリノベーションなど、たたら文化圏の建築的素材を活用できる
Towns — このエリアの市町村
奥出雲・雲南の代表的な市町村
市町村名をクリックすると、暮らしの魅力と、移住・二拠点に関わる支援制度の確認先がその場で開きます。
雲南市 暮らしの魅力と支援を見る
松江自動車道のICを擁し、三市町のなかで最もアクセスが良い中心地。木次エリアは商業・医療機能が揃い、南部の農山村集落との二極構造になっています。農地付き空き家制度など移住者向けの仕組みが充実しており、移住相談の窓口「ほっこり雲南」が一元的にサポートします。
移住・二拠点の支援:東京23区からの移住支援金(世帯100万円・単身60万円、18歳未満帯同で1人30万円加算)/空き家バンク(農地付き空き家含む)/空き家片づけ補助(上限5万円)/子育て世帯リフォーム補助(上限30万円・補助率1/3)など。
公式サイトで確認奥出雲町 暮らしの魅力と支援を見る
斐伊川源流の山深いエリアで、たたら製鉄の日本遺産とブランド米「仁多米」の産地として知られます。棚田・古民家・蔵のある風景が色濃く残り、農的暮らしを求める移住者から注目されています。全域が豪雪地帯で、冬の備えは不可欠です。「奥出雲百姓塾」など移住者向け体験の取り組みも見られます。
移住・二拠点の支援:住宅整備支援補助金(新築:基本額50万円、最大130万円程度/増改築・改修:基本額30万円、最大110万円程度。いずれも対象経費の1/4以内。子ども加算・新婚加算・転入加算あり)/空き家バンク/空き家片付け補助(上限10万円)/東京圏移住支援金(上限100万円)など。
公式サイトで確認飯南町 暮らしの魅力と支援を見る
島根・広島県境に近い山間の小さな町で、定住促進に力を入れてきた歴史があります。空き家バンクは累計170件超の登録実績があり、町産材を活かした新築支援や25年賃貸後に所有権が移るセミオーダー住宅制度など、独自の定住策が充実しています。
移住・二拠点の支援:空き家購入助成(購入費の1/2・上限50万円)/空き家改修助成(改修費の1/2・上限50万円)/新築住宅支援(建築費の1/10・上限100万円)/町産材利用加算(上限200万円)/住宅増改築支援(工事費の1/2・上限50万円・45歳以下)/セミオーダー住宅(月4万円賃貸・25年後に所有権譲渡)など。
公式サイトで確認※ 移住・二拠点の支援制度はあくまでご案内です。制度の有無・要件・金額・期限・最新情報は、必ず各自治体の公式情報でご確認ください。