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近畿 ・ 古民家・町並み ・ 農的暮らし

奈良・奥大和

深山の古民家と、関西近郊のもうひとつの暮らし。

Overview — このエリアについて

奈良県南部・東部の山間に広がる奥大和は、紀伊山地の霊場と参詣道(世界遺産)を擁する、近畿随一の山岳地帯です。大阪・名古屋から車や電車で1〜2時間という立地でありながら、吉野川・宇陀川の清流沿いに古民家・町家・農家が点在し、林業・農業・クラフトを軸にした移住の土壌が育っています。標高や地形により気候差が大きく、吉野玄関口(吉野町・下市町・宇陀市)は比較的アクセスが良く暮らしやすい一方、奥吉野(十津川村・天川村・川上村)は公共交通が限られ車生活が前提です。都市から離れて自分のペースで暮らしたい人や、吉野材・古民家再生に関心のある人に選ばれているエリアです。

Living — このエリアの暮らし

山と水と世界遺産。関西アクセスの山里暮らし。

奥大和の最大の特徴は、関西の大都市圏に近いにもかかわらず、圧倒的な自然環境と静けさが日常にあることです。四季の変化が鮮明で、清らかな水と星空が暮らしの隣にあります。吉野玄関口エリアは近鉄やJRでのアクセスも可能で、移住後も大阪・奈良市内への行き来がしやすい一方、奥吉野に入ると生活インフラの確認が欠かせません。歴史的な宿場・集落の景観が残り、古民家・農家ストックが豊富なため、改修して定住する移住者が増えています。林業・農業・クラフトを軸にした地域コミュニティがあり、移住者を受け入れる素地も着実に育っています。

気候エリアにより差が大きい。吉野玄関口は四季が明確で年2〜3回の積雪程度。奥吉野(十津川・天川)は冷涼で冬の冷え込みが厳しく、断熱・暖房計画が必要。
アクセス大阪から車・電車で1〜1.5時間(吉野玄関口)。奥吉野は2時間以上で公共交通が少なく、車必須。
暮らしの素地吉野材をはじめとする林業の歴史、農業・クラフト移住の積み重ねあり。移住相談窓口(奥大和移住定住交流センターengawa)が各自治体をまたぎ対応。
向き / 不向き自然環境重視・古民家改修に関心がある人に向く。奥吉野は生活インフラ(医療・商業)の確認が不可欠。車生活が前提となるエリアが多い。

Renovation — 移住・リノベの傾向

吉野材と古民家。山里の木の文化を活かす改修。

奥大和のリノベは、農家・古民家・町家の改修が中心です。500年の歴史を持つ吉野材(スギ・ヒノキ)の産地として、地元の木材を活かした再生が行われやすく、吉野町では「よしのリノベ」など地域密着の工務店も活動しています。空き家バンクと連携した補助制度が各市町村に整備されており、移住改修の入り口として活用できます。奥吉野になるほど施工業者が少なく、工期・コストの見込みは余裕を持って計画することが重要です。

  • 農家・古民家・町家の改修が中心。吉野材を活かした再生が得意な地域
  • 各市町村に空き家バンク連携の改修補助あり(上限・条件は自治体ごとに異なる)
  • 奥吉野は施工業者が限られる。早期の工務店選定と工程計画が重要
  • 断熱・暖房計画は標高・立地に合わせて。冬季の凍結対策も要確認

Towns — このエリアの市町村

奈良・奥大和の代表的な市町村

市町村名をクリックすると、暮らしの魅力と、移住・二拠点に関わる支援制度の確認先がその場で開きます。

吉野町 暮らしの魅力と支援を見る

近鉄吉野線の終点・吉野山(桜の名所)を擁する、奥大和の玄関口。500年の歴史を持つ吉野材の産地・集積地として「製材のまち」とも呼ばれ、古民家・農家ストックが豊富。大阪から電車でアクセスしやすく、二拠点の拠点としても現実的な距離感。移住情報ポータル「住んでよしのナビ」が整備されている。

移住・二拠点の支援:空き家バンク(吉野町空き家バンク)/空き家改修費補助(補助対象経費の1/2、上限50万円)/空き家家財処分補助(上限10万円)/住宅リフォーム助成(町産木材使用時、上限20万円)/奈良県移住支援金(東京圏から就業・起業者向け)

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宇陀市 暮らしの魅力と支援を見る

奈良盆地の東、室生・赤目の渓谷と高原が広がる宇陀エリアの中心都市。市面積の72%が山林で、古民家・農家の物件が多い。名阪国道経由で大阪・名古屋ともアクセス可。曽爾・御杖と隣接する東部高原の玄関口でもあり、自然と生活利便のバランスが取りやすい。移住相談のワンストップ窓口(まちづくり支援課)を整備。

移住・二拠点の支援:宇陀市移住支援金(東京圏からの就業・起業者向け、世帯100万円・単身60万円・子ども加算あり)/宇陀市定住促進奨励金(市外からの転入10万円相当の商品券)/空き家情報バンク/空き家家財道具等処分事業補助金

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五條市 暮らしの魅力と支援を見る

奈良県南西部、紀ノ川沿いに広がる吉野南部の中核都市。大阪・和歌山・名古屋のいずれからも車で2時間以内に位置し、奥吉野・十津川エリアへの玄関口でもある。古くからの宿場町・商家の町並みが残り、市街地の利便性と山里の自然が共存。空き家バンクと移住支援金の両輪で移住受け入れを推進している。

移住・二拠点の支援:移住支援金(東京圏からの就業・起業者向け、世帯100万円・単身60万円・18歳未満1人につき100万円加算)/五條市空き家情報バンク

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東吉野村 暮らしの魅力と支援を見る

吉野川支流・高見川沿いに集落が点在する、奈良県で最も人口の少ない自治体のひとつ。「にほんの里100選」にも選ばれた清澄な山里の風景と、移住者によるクラフト・飲食・農業の店が生まれ、近年は「移住先としての注目度が高い小さな村」として知られる。大阪から車で約1.5時間。公共交通は限られ車必須。

移住・二拠点の支援:空き家バンク(東吉野村空き家バンク)/田舎暮らしエコ補助(空き家バンク登録物件への入居者向け、対象経費の1/2・上限100万円。20〜40歳・10年以上定住意思が条件)/奈良県移住支援金(東京圏からの就業・起業者向け)

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下市町 暮らしの魅力と支援を見る

吉野川南岸、丹生川沿いの平地と山間部が混在する小さな町。近鉄大阪線・橿原神宮前駅からバスでアクセス可。天川村・黒滝村への起点的な立地で、農家・古民家物件のストックあり。自然と生活利便のバランスが取りやすく、移住の入り口として選ばれることが多い。

移住・二拠点の支援:下市町空き家バンク/空き家活用推進事業補助金(改修・家財処分費用補助、上限30万円)/奈良県移住支援金(東京圏からの就業・起業者向け)

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黒滝村 暮らしの魅力と支援を見る

吉野郡の山間に位置する小村で、吉野川支流・黒滝川の渓谷沿いに集落が点在する。村有林の豊かな森林環境と、黒滝産材を活かした暮らしが魅力。定住促進に積極的で、若者世代向けの空き家取得・リフォーム支援が充実している。

移住・二拠点の支援:黒滝村空家リフォーム工事補助金(上限50万円、対象経費の1/2)/若者定住促進空家取得支援金(上限200万円、取得価格の1/2以内)/若者定住促進空家賃貸借支援金(年12万円×5年間)/若者定住促進住宅新増改築支援金(新築200万円・増改築100万円)/奈良県移住支援金

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天川村 暮らしの魅力と支援を見る

大峯山・洞川温泉を擁する修験道の聖地。標高の高い山岳集落で、冬は冷涼。観光地としての側面を持ちながら、定住促進に取り組む村でもある。村内3か所に定住促進住宅を整備しており、移住体験から定住へのステップが整えられている。車必須の山奥エリア。

移住・二拠点の支援:空き家改修事業等補助金(空き家の改修工事・家財処分を支援)/奈良県移住支援金(東京圏からの就業・起業者向け)/定住促進住宅(洞川・南日裏・中谷地区)

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川上村 暮らしの魅力と支援を見る

吉野川の最上流、日本三大人工林の一つとされる川上村有林を擁するダム・林業の村。「水源地の村」として知られ、吉野川沿いの清流と深い山林が日常の風景。移住定住ポータル「川上ing」と空き家バンク「川上住まいるネット」を整備。車必須の山間地。

移住・二拠点の支援:川上住まいるネット(空き家バンク)/豊かな暮らしづくり住宅補助金(新築・リフォーム・購入対象、上限100万円。川上産吉野材使用や一定以上のリフォームは上限200万円)/家財道具処分等補助金(上限10万円)/奈良県移住支援金

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十津川村 暮らしの魅力と支援を見る

近畿最大面積の村で、奥吉野の最深部に位置する。十津川温泉を擁し、谷瀬の吊り橋など秘境的な風景が広がる。公共交通はほぼなく生活は完全に車依存。人口は少ないが定住促進に積極的で、空き家改修補助が充実している。大阪から3時間程度かかるため、本格的な山村暮らしを志向する人向けのエリア。

移住・二拠点の支援:空き家・空き地バンク/空き家バンク活用支援事業補助金(改修費の90%、上限250万円)/空き家等解体事業補助金(解体のみ:費用の50%、解体後新築:費用の90%、上限300万円)/新築補助(村産材使用量1m³あたり上限20万円)/奈良県移住支援金

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御杖村 暮らしの魅力と支援を見る

奈良県東端、三重県境に接する高原の村。室生火山群の山並みと、みつえ温泉(姫石の湯)が魅力。宇陀市・曽爾村と隣接し、名阪国道・伊賀方面へのアクセスも可能。空き家情報バンク(22件超の物件登録)を整備し、多世代同居住宅整備の補助制度もある。

移住・二拠点の支援:御杖村空き家情報バンク/多世代同居等住まい整備助成(工事費の1/2、45歳未満または義務教育前の子がいる場合は上限100万円、その他は上限50万円)/移住体験住宅(1泊2,000円、最短7日〜最長30日)/奈良県移住支援金

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曽爾村 暮らしの魅力と支援を見る

曽爾高原(ススキの名所)と屏風岩を擁する、風光明媚な小村。大阪から車で約1.5時間とアクセスしやすく、宇陀市に隣接。一般社団法人SONI SUMMITが移住定住のワンストップ窓口を担い、お試し住宅・村営賃貸・空き家バンクとスマートリノベーション事業を一体的に運営。近年、移住者による小規模店舗・農業が生まれている。

移住・二拠点の支援:曽爾村空き家バンク(SONI SUMMIT運営)/空き家改修補助(上限200万円)/家財道具整理補助金(上限15万円)/スマートリノベーション事業(村が10年間空き家を借り上げ、入居者が自由にリノベ可)/お試し住宅あり/奈良県移住支援金

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※ 移住・二拠点の支援制度はあくまでご案内です。制度の有無・要件・金額・期限・最新情報は、必ず各自治体の公式情報でご確認ください。