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四国 ・ 農的暮らし ・ 古民家・町並み

嶺北

吉野川の源流に暮らす、山と水の集落

Overview — このエリアについて

四国山地の中央部、吉野川の上流域に広がる嶺北は、本山町・土佐町・大豊町・大川村の4町村からなる高知県北部の山間エリアです。標高300〜850m前後の集落が吉野川沿いに点在し、夏は涼しく、冬は南国・高知としては珍しく雪が積もる冷涼な気候が特徴です。農業(棚田米・碁石茶・土佐あかうし等)と林業が基幹産業で、移住者支援に取り組むNPO「れいほく田舎暮らしネットワーク」が早くから活動しており、空き家バンクや相談体制が整った移住先進地として知られています。都市の華やかさとは距離を置きながら、農的暮らしや古民家活用を志す人に向いたエリアです。

Living — このエリアの暮らし

冷涼な山間気候と、移住コミュニティの下地

嶺北は四国の真ん中に位置しながら、山に囲まれた独特の気候を持ちます。夏は盆地の高知市内より明らかに涼しく、冬は積雪があり寒さ対策が要るため、南国・高知のイメージとは少し異なります。NPO「れいほく田舎暮らしネットワーク」が2007年から空き家情報・移住相談・入居後のフォローを担い、移住者同士のつながりも自然に育まれています。農業・林業への就業や地域おこし協力隊での関わりを経て定住する人も多く、「まず試してから決める」流れがつくられているエリアです。

気候山間性で冬は積雪あり、夏は涼しい。高知市より冷涼で、寒さ対策は必要。年間降水量は多め。
アクセス高知市から車で37〜80分(町村により差あり)。JR土讃線大杉駅(大豊町)が最寄り鉄道駅。高知道(大豊IC)が入口。公共交通は限られる。
標高と地形概ね300〜850m前後の山間集落。吉野川沿いの河岸平地に集落が点在し、森林率が高い(大豊町は約88%)。
向き/不向き農的暮らし・林業・古民家活用を志す人に向く。車必須。公共交通依存の暮らしや都市との短時間往来には向かない。

Renovation — 移住・リノベの傾向

空き家ストックと、山間集落の改修

嶺北は高齢化と人口減少が早くから進んだエリアで、農家住宅・古民家の空き家ストックが各町村にあります。NPOと自治体が連携して空き家バンクを整備しており、物件探しの入口は比較的整っています。築年数の古い木造住宅が多く、耐震・断熱・屋根・水回りを組み合わせた全体改修の案件が中心です。

  • 農家住宅・古民家の全体改修が多い。耐震・断熱・屋根の同時対応が現実的
  • 各町村が空き家リフォーム補助を設けており、改修費の一部を賄える(制度・上限は町村ごとに異なる)
  • 山間地特有の凍結・結露対策は冬の快適性を左右する
  • NPO「れいほく田舎暮らしネットワーク」が物件と移住者のマッチングをサポートしており、改修計画の相談も兼ねやすい

Towns — このエリアの市町村

嶺北の代表的な市町村

市町村名をクリックすると、暮らしの魅力と、移住・二拠点に関わる支援制度の確認先がその場で開きます。

本山町 暮らしの魅力と支援を見る

嶺北の中心的な町で、吉野川上流の河岸平地に市街地をもつ。「土佐天空の郷」ブランド米が日本一を2度受賞するなど農業のポテンシャルが高く、滞在型市民農園「クラインガルテンもとやま」や移住促進住宅など受け入れインフラが整っている。シェアオフィス「もとやま」も設けられており、リモートワーク移住の足がかりにもなる。

移住・二拠点の支援:空き家バンク/移住定住促進住宅/クラインガルテンもとやま(農ある暮らし体験型)/UIターン引越し支援(単身10万円・2人以上世帯20万円)/若者子育て世帯新築リフォーム促進事業(補助上限100万円)/地方創生移住支援金(単身最大60万円・世帯最大100万円、東京圏等からの就業・起業者対象)等

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土佐町 暮らしの魅力と支援を見る

さめうら湖(早明浦ダム)を擁し「四国の水がめ」ともいわれる湖畔の町。カヌー・SUP体験が楽しめる体験施設「湖の駅さめうらレイクタウン」が整備され、水辺のアウトドアと暮らしが隣り合わせ。良質米と土佐あかうしの産地でもあり、環境保全型農業を推進。先輩移住者が運営するNPOの支援体制が厚く、移住後のコミュニティに入りやすい。

移住・二拠点の支援:地方創生移住支援金(単身最大60万円・世帯最大100万円)/移住促進引越支援補助金/お試し滞在支援補助金/しごと創生スタート事業補助金(起業支援・上限360万円)/新築・リフォーム定住支援/出産祝金(第1・2子10万円、第3子以降20万円)/保育料・給食費無償化等。空き家情報はNPOれいほく田舎暮らしネットワークで取り扱い。

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大豊町 暮らしの魅力と支援を見る

吉野川中流の山間町で、森林率88%・雲海の見える景観が特徴。400年の歴史をもつ「碁石茶」、「日本一の大杉」(国の天然記念物)、国宝・豊楽寺薬師堂など文化資源も厚い。高知市から車で約37分と嶺北4町村では最もアクセスしやすく、大豊ICから高速道路も利用可能。空き家リフォーム補助金の上限が高く、住まいの改修に取り組みやすい環境がある。

移住・二拠点の支援:空き家活用事業費補助金(改修費補助率100%・上限270万円)/空き家軽微修繕補助金(補助率1/2以内・上限10万円)/空き家残置物処分費補助金/地方創生移住支援金(単身最大60万円・世帯最大100万円)/保育料助成(支払い全額を商品券で還元)/医療費助成(18歳まで自己負担分無料)等

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大川村 暮らしの魅力と支援を見る

島しょ部を除く全国で2番目に人口の少ない村(約330人)で、四国山地の1,000m級の山々に囲まれた秘境感のある環境。「土佐はちきん地鶏」「大川黒牛」の生産地で農業・林業・畜産が生活の軸。小規模ゆえの子育て支援の手厚さと、地域共同体の密度の高さが暮らしの特色。移住希望者は覚悟と積極性が試される分、受け入れ側の関係性も深い。

移住・二拠点の支援:地方創生移住支援金(単身最大60万円・世帯最大100万円)/空き家バンク(高知県大川村空き家バンクサイト)/木造住宅耐震改修補助(上限165万円)/出産祝金(第1・2子10万円以内、第3子20万円以内)/結婚祝金(5万円以内)/保育料・給食費無償化/乳幼児医療費助成(15歳年度末まで)等

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※ 移住・二拠点の支援制度はあくまでご案内です。制度の有無・要件・金額・期限・最新情報は、必ず各自治体の公式情報でご確認ください。