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東海 ・ 古民家・町並み

白川郷・飛騨北部

合掌造りと豪雪。白川村の静かな定住。

Overview — このエリアについて

岐阜県北西部の庄川沿いに位置する白川村は、1995年にユネスコ世界文化遺産に登録された荻町の合掌造り集落で知られる山村です。村域の96%が山林で、日本有数の特別豪雪地帯。年平均降雪量は約972cmに達し、厳しい冬の暮らしを地域の相互扶助「結(ゆい)」が支えてきました。観光客が多い一方、住民は現在約1,500人。空き家バンクや複数の定住支援制度が整備されており、自然と歴史に根ざした暮らしを求める人に向くエリアです。移住・二拠点の絶対数は多くありませんが、コミュニティへの参加意欲がある人にとっては受け入れの素地があります。

Living — このエリアの暮らし

豪雪の山村に根づく、相互扶助の暮らし

白川村は、年間降雪量が1,000cmに迫る特別豪雪地帯です。合掌造りの急勾配の屋根はこの気候への適応ですが、現代の住まいでも冬の雪下ろしや除排雪は暮らしの重要な課題になります。村では「結(ゆい)」と呼ばれる住民同士の助け合いが今も生きており、移住者も地域の一員として参加することが期待されます。コミュニティへの積極的な関与を前提に、日本の原風景のような自然と歴史ある集落を日常にできるエリアです。

気候特別豪雪地帯。年平均降雪量約972cm、年平均気温10.9℃。大陸性気候で寒暖差が大きい。冬の備えは必須。
アクセス東海北陸道・白川郷ICが最寄り。高山駅から路線バスで約50〜60分、金沢駅から約75分、名古屋からは高速バスで約2時間40分〜4時間。東京からの直接公共交通は高山または金沢乗継が基本。
標高・規模役場所在地(鳩谷)は標高約478m。人口は約1,500人・590世帯。村域の96%が山林の典型的な山村。
向き・不向き自然・歴史的集落の暮らしを優先できる人向き。コミュニティ参加への意欲が前提。大都市への日常的な往復には不向き。

Renovation — 移住・リノベの傾向

合掌造りの維持と、現代の住まいへの対応

白川村のリノベは二つの層があります。一つは荻町の重要伝統的建造物群保存地区にある合掌造りの保全・改修で、国や自治体・保存財団の支援制度があるものの、茅葺き屋根の葺き替えは20〜30年に一度、1,000万〜2,000万円規模が目安とされます。もう一つは保存地区外の一般住宅の改修で、空き家バンクの物件を活用して「冬も快適に暮らせる家」へ整える改修が現実的です。豪雪地帯のため、融雪・落雪対応の屋根や除雪機械の整備も暮らしの一部になります。

  • 荻町の合掌造りは文化財保護法・保存地区の規制が及ぶため、改修前に村役場・保存財団への確認が必要
  • 茅葺き屋根の葺き替えは大規模工事(費用目安1,000万〜2,000万円)。国・県・村の補助制度を事前に把握したい
  • 保存地区外の一般住宅は、豪雪対応(融雪屋根・断熱・除雪機器)を軸にした実用改修が中心
  • 改修費補助金(上限300万円・工事費の2分の1以内・村内事業者施工が条件)を活用できる場合あり

Towns — このエリアの市町村

白川郷・飛騨北部の代表的な市町村

市町村名をクリックすると、暮らしの魅力と、移住・二拠点に関わる支援制度の確認先がその場で開きます。

白川村 暮らしの魅力と支援を見る

白川郷・五箇山の合掌造り集落を擁する岐阜県の山村。荻町の世界遺産集落と、農村・山林が広がる村域全体では暮らし方が大きく異なります。特別豪雪地帯ゆえの厳しい冬と、「結(ゆい)」の相互扶助文化が共存。空き家バンクの賃料は月1万5千〜3万5千円程度と低廉。義務教育学校「白川郷学園」、医療施設もあり、小さな村ながら生活基盤は整っています。観光色の強い荻町とは別に、村内各地で穏やかな定住生活が可能。

移住・二拠点の支援:空き家再生活用事業補助金(改修費の2分の1以内・上限300万円、購入費の3分の1以内・上限100万円、賃借料の3分の1以内・上限月1万5千円で最長3年)/東京圏からの移住支援金(単身60万円、2人以上世帯100万円)/民間賃貸住宅居住助成金(礼金相当・賃借料一部)/定住対策親雪補助金(融雪住宅上限80万円、落雪住宅上限60万円、除雪機械購入費20%または上限20万円)/空き家バンク

公式サイトで確認

※ 移住・二拠点の支援制度はあくまでご案内です。制度の有無・要件・金額・期限・最新情報は、必ず各自治体の公式情報でご確認ください。