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東北 ・ 古民家・町並み ・ 農的暮らし

庄内

食と農の庄内。山と海と米が日常にある。

Overview — このエリアについて

山形県の日本海側に広がる庄内平野は、出羽三山(月山・湯殿山・羽黒山)と鳥海山、日本海に囲まれた農の地。庄内米・在来作物・日本海の海産物に恵まれ、鶴岡市はユネスコ食文化創造都市(日本初)の認定を受ける。北前船で栄えた酒田の港町文化、農村に点在する大型農家住宅のストック、食・農にこだわった移住者コミュニティが育ちつつあるエリアで、「食と農の暮らし」を求める人に選ばれている。庄内空港から羽田へ約1時間で便数もあるが、新幹線乗り継ぎは時間がかかる。冬は日本海側特有の強風と曇天が続き、雪国の暮らしを受け入れられるかどうかが移住判断の分岐点となる。

Living — このエリアの暮らし

食・農・冬の三つが、庄内の暮らしを決める

庄内平野は日本有数の穀倉地帯で、良質な米・野菜・果物・海産物が身近にある暮らしは、食にこだわる人にとって大きな魅力です。一方で、冬の暮らしには準備が要ります。日本海側の強い季節風、曇天続きの冬、山麓部では積雪1m超の地域もある雪国の現実を踏まえたうえで「それでも住みたい」と思えるかどうかが、定着の鍵です。庄内空港から羽田への定期便(1日数便・約1時間)があり、飛行機を使えば東京との往来は現実的。鶴岡・酒田の2市が並立し、医療・商業・教育のインフラは地方都市として十分な水準です。

気候日本海性。冬は強い北西季節風と曇天が続く。平野部は積雪比較的少なめだが山麓部は多雪。農村部の「地吹雪」にも注意。夏は高温多湿だが涼しい朝夕が心地よい。
アクセス庄内空港〜羽田が1日数便・約1時間。新幹線は上越・山形新幹線とも乗り継ぎが必要で東京まで3〜4時間程度かかる。二拠点は飛行機前提が現実的。
暮らしの基盤鶴岡市・酒田市に医療・商業・教育が集積。平野部はスーパー・ホームセンターが充実し車があれば生活に不自由しない。鉄道(羽越本線)は本数が少なく車必須。
向き / 不向き食・農・田舎暮らしへの親和性が高い人に向く。冬の暮らし(曇天・強風・雪)を受け入れられるかが重要。東京への頻繁な往来は飛行機頼みになる点も踏まえたい。

Renovation — 移住・リノベの傾向

農家住宅の断熱改修と、雪国の暮らし仕様へ

庄内に残る物件の主役は、庄内平野の農家住宅(大型の木造・土間・広間型)と、酒田・鶴岡の町家・商家です。構造はしっかりしていても、断熱性能が低く冬の冷えと結露が課題になりがちです。雪国の気候特性に合わせた断熱・暖房・開口部の改修が、快適な暮らしの土台となります。

  • 農家住宅・町家の高断熱化が優先事項。床・壁・天井・開口部を一体で計画したい
  • 鶴岡市の「やまぽっかリノベ(断熱化)」補助は移住世帯向けの加算枠が手厚く、改修の動機づけになる
  • 強風・湿気・雪荷重に対応する外皮性能の確保。屋根・外壁の劣化チェックは必須
  • 庄内産木材を活用した改修は酒田市・三川町でも補助加算があり、地域素材を活かした住まいづくりと組み合わせやすい

Towns — このエリアの市町村

庄内の代表的な市町村

市町村名をクリックすると、暮らしの魅力と、移住・二拠点に関わる支援制度の確認先がその場で開きます。

鶴岡市 暮らしの魅力と支援を見る

ユネスコ食文化創造都市(日本初)の認定を持つ、庄内の中核都市。出羽三山の文化圏にあり、60種以上の在来作物・精進料理・醸造文化が根付く。農家民宿・農家レストラン・移住者の食関連の店が育ちつつあり、「食のまちで暮らしたい」層の移住が続く。医療・教育インフラも充実し、庄内空港へのアクセスも近い。

移住・二拠点の支援:住宅リフォーム支援事業補助金(移住世帯が空き家を活用する場合、工事費の1/3・上限200万円の特別枠。中心市街地は上限300万円)/お試し住宅(最長6か月・月7,500〜12,000円程度)/つるおかランド・バンク空き家バンク登録物件あり

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酒田市 暮らしの魅力と支援を見る

最上川河口の港町として北前船で栄えた歴史を持ち、商家・蔵・町並みが残る。海・川・米どころの食環境に加え、飛島(離島)も市域に含む。移住定住者向けの住宅支援や相談窓口が整っており、移住者コミュニティも育ちつつある。

移住・二拠点の支援:移住定住者住宅支援費補助金(庄内地域外からの移住者が中古住宅・空き家を購入の場合、購入費の1/10・上限25万円+改修費の1/10・上限20万円、児童同居で加算あり。空き家賃借改修は経費の1/2・上限25万円、飛島移住は上限75万円)/住宅リフォーム総合支援事業(移住世帯・新婚・子育て世帯は工事費の2割・上限30万円)/お試し移住住宅あり

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三川町 暮らしの魅力と支援を見る

庄内平野のほぼ中央に位置し、鶴岡市・酒田市の双方へ車で約15〜30分のアクセス。駅・空港はないが、近隣の駅・庄内空港へ10分程度。大型商業施設が集積し生活利便は高い。子育て世帯への支援が手厚く、「ちょうどよい田舎」として子育て移住者が増えている。

移住・二拠点の支援:移住者空き家リフォーム支援事業(対象事業費の1/2・上限50万円、町内建築業協会加入業者利用で上限100万円)/住宅リフォーム支援事業(移住・新婚・子育て世帯は工事費の1/3・上限30万円)/移住定住促進事業(町外から転入し住宅取得・建設の方に1人20万円)/住宅取得支援事業(新築:事業費の2〜3%・上限15〜25万円、中古:1〜1.5%・上限10〜15万円)

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庄内町 暮らしの魅力と支援を見る

月山麓から庄内平野にかけて南北に長い地形で、余目地区は鶴岡・酒田の両市へ車30分以内のアクセス。「日本一おいしいお米のふる里」を名乗る稲作の地で、名水百選「立谷沢川」も持つ。最大14泊15日の無料移住体験住居があり、移住前の確認がしやすい。「ちょうどいい田舎暮らし」がキャッチコピー。

移住・二拠点の支援:空き家バンク登録促進補助金(固定資産税額または3万円の少ない額)/空き家バンク利活用促進補助金(家財処分・清掃等の費用の1/2・上限15万円)/移住新生活支援補助金(町外からの転入世帯に賃借・引越費用等を補助)/定住応援住まいづくり補助金(住宅取得・リフォーム支援・詳細は建設課で確認)

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遊佐町 暮らしの魅力と支援を見る

鳥海山を間近に仰ぐ、庄内最北の町。鳥海山からの豊富な伏流水で水道水がおいしいことでも知られる。遊佐町は庄内平野の中では比較的積雪が少ないエリアで、雪下ろしの文化はほぼない。無印良品と連携したお試し移住住宅など、移住者受け入れの取り組みが多様。空き家バンクと連動した改修補助が手厚い。

移住・二拠点の支援:空き家活用改修補助(空き家バンク経由で移住5年未満の方、総事業費の2/3・上限170万円)/持家住宅リフォーム支援金(移住・新婚・子育て世帯に加算あり・上限70万円)/定住住宅新築支援金(上限120万円、40歳未満または移住者は上限140万円)/子育て世帯移住奨励金等

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※ 移住・二拠点の支援制度はあくまでご案内です。制度の有無・要件・金額・期限・最新情報は、必ず各自治体の公式情報でご確認ください。