関東 ・ 海沿い・温暖 ・ 二拠点アクセス
湘南・鎌倉
海と歴史と、首都圏の近さ。湘南・鎌倉の二拠点。
Overview — このエリアについて
相模湾に沿って広がる湘南・鎌倉エリアは、首都圏から電車で1時間前後という近さに海と豊かな緑が共存する、国内でも随一の二拠点・移住候補地です。JR横須賀線で鎌倉・逗子、東海道線で藤沢・茅ヶ崎にアクセスでき、東京駅から最短50〜60分圏内に収まります。温暖な太平洋岸気候で年間を通じて気温が0℃を下回ることはほとんどなく、冬の暖かさは関東内陸や高原エリアと際立った差があります。鎌倉・逗子・葉山は歴史ある高級住宅地として知られ、藤沢・茅ヶ崎はサーフカルチャーと生活利便を両立する。いずれも物件の需要が旺盛で価格は高めに推移しており、空き物件の競争は激しい状況です。移住支援金制度は各自治体とも限定的で、塩害・湿気対策がリノベの重要な論点となるのがこのエリアの特徴です。
Living — このエリアの暮らし
温暖な海沿い気候と、首都圏直結のアクセス
湘南・鎌倉エリアは、年間平均気温が東京とほぼ同等でありながら、相模湾からの海洋性気候により冬の冷え込みが緩やかです。積雪はほとんどなく、暖房コストが内陸より低めに収まります。夏は海風が吹き、気温は30℃前後まで上がるものの、高原エリアのような避暑地とは異なり、通年で過ごしやすい環境を好む人に向いています。東京・横浜への鉄道アクセスが整っており、週に数日だけ都内へ出る二拠点スタイルに現実的な距離感です。一方、観光地としての混雑(特に鎌倉)、物件の高単価・供給難、海沿いの塩害と湿気は、このエリアに住む際に事前に理解しておくべき要素です。
Renovation — 移住・リノベの傾向
塩害対策と、海沿いの住まいのメンテナンス設計
湘南・鎌倉のリノベで特有の論点は、海塩による外壁・サッシ・金属部材の腐食です。海から近いほど塩害リスクが上がるため、建材選択と定期メンテナンスの計画が物件選びの段階から重要になります。中古戸建の取得+スケルトンリノベという形で「自分らしい海の家」をつくる需要も見られ、ひかリノベ湘南など地元密着のリノベ事業者も活動しています。
- 海塩対策が基本。耐塩性塗料・タイル外壁・樹脂サッシなど建材選びが長期コストを左右する
- 外壁・屋根・金属部は3〜6か月ごとの水洗いが推奨される。メンテナンス計画を設計段階で織り込む
- 中古戸建取得+スケルトンリノベが主流。自由度の高いプランニングで「海の家」を仕立てるニーズが多い
- 換気・除湿も設計の要。湿気と塩分が合わさった環境では、室内の建材や設備の寿命にも配慮が必要
Towns — このエリアの市町村
湘南・鎌倉の代表的な市町村
市町村名をクリックすると、暮らしの魅力と、移住・二拠点に関わる支援制度の確認先がその場で開きます。
鎌倉市 暮らしの魅力と支援を見る
鶴岡八幡宮・大仏など歴史的文化資産と緑豊かな山稜に囲まれた国際的知名度のある古都。鎌倉駅周辺はJR横須賀線で東京駅まで約55分と二拠点に好適な距離感です。高級住宅地として物件価格は高め。観光客の多い市内中心部よりも、北鎌倉や山手側など静かなエリアを選ぶ人が多い傾向があります。独自の移住支援金制度は確認できておらず、空き家情報については市の福祉政策課が運営する空き家・空き店舗等情報登録制度が窓口になります。
移住・二拠点の支援:空き家・空き店舗等情報登録制度(福祉活動目的のマッチング)/耐震診断・改修工事補助/景観に配慮した修繕補助など。移住支援金制度は市公式サイトで確認できない状況のため、最新は市にご確認ください。
公式サイトで確認逗子市 暮らしの魅力と支援を見る
逗子海岸とリーフ・エリアを持つ小さな海辺の都市。鎌倉の隣に位置しながら観光客は比較的少なく、静かな住環境と海が共存します。JR横須賀線・逗子駅から東京駅まで約60分。物件価格は鎌倉より若干抑えやすい傾向ですが、やはり高めです。空き家バンクを運営しており、空き家の流通促進補助(売却に要する経費への補助・上限70万円)や、地域活動向けの空き家活用支援(一般物件20万円・小規模10万円)などの仕組みがあります。
移住・二拠点の支援:空き家バンク(市公式・流通促進補助)/空き家流通促進補助モデル事業(相続登記・家財整理・解体等の費用上限70万円)/空き家地域活用支援(起業・市民活動 上限30万円、その他 上限20万円)
公式サイトで確認葉山町 暮らしの魅力と支援を見る
御用邸のある閑静な高級住宅地。逗子市の南に位置し、森戸海岸など美しい海岸線と緑の丘が特徴。鉄道駅がなく、逗子駅からのバス利用が基本となるため、車があると暮らしやすさが向上します。商業施設は少なくコンパクトな生活環境ですが、都市部の喧騒を離れた静かな海沿いの暮らしを求める人に選ばれます。住宅リフォーム資金補助制度(町内業者施工で一律5万円)があるほか、空き家総合相談窓口を設置しています。
移住・二拠点の支援:葉山町住宅リフォーム資金補助制度(町内業者による20万円以上のリフォームで一律5万円)/空き家バンク・空き家総合相談窓口
公式サイトで確認藤沢市 暮らしの魅力と支援を見る
湘南の中心都市。JR東海道線・小田急線・江ノ島電鉄が交差し、東京駅まで約45〜55分のアクセス。辻堂地区は「本当に住みやすい街大賞2022」第1位を獲得するなど生活利便が評価されており、商業施設・医療・子育て環境が整います。江の島・片瀬海岸への距離も近く、海と利便の両方を求める層に人気があります。空家バンク制度を整備しており、空家利活用事業補助金(小規模改修型:対象経費の1/2・上限50万円、大規模改修型:対象経費の2/3・上限100万円)も設けています。
移住・二拠点の支援:藤沢市空家バンク制度/空家利活用事業補助金(小規模改修型:対象経費1/2・上限50万円、大規模改修型:対象経費2/3・上限100万円)
公式サイトで確認茅ヶ崎市 暮らしの魅力と支援を見る
サザンオールスターズのホームタウンとして知られるサーフカルチャーの町。JR東海道線・茅ヶ崎駅から東京駅まで約60分。自然体の海辺の暮らしを好む人に長年支持されており、コロナ禍には東京23区からの転入増加率が全国上位となったこともあります。2024年4月に空き家バンクを新設し、空き家活用等マッチング制度も整備しました。移住支援金制度は市公式サイトで確認できないため、最新情報は市への問い合わせを推奨します。
移住・二拠点の支援:茅ヶ崎市空き家バンク(2024年4月開設)/空き家活用等マッチング制度
公式サイトで確認※ 移住・二拠点の支援制度はあくまでご案内です。制度の有無・要件・金額・期限・最新情報は、必ず各自治体の公式情報でご確認ください。