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近畿 ・ 海沿い・温暖 ・ 古民家・町並み

京都北部(丹後)

日本海と古民家、丹後の海辺の暮らし。

Overview — このエリアについて

京都府最北部、丹後半島を擁する海沿いのエリア。日本三景・天橋立を擁する宮津、伊根湾に約230棟の舟屋が並ぶ伊根町、丹後ちりめんの産地・与謝野町など、個性の異なる町が連なります。日本海型気候で夏は高温、冬は「うらにし」と呼ばれる季節風とともに積雪がある豪雪地帯指定地域(平野部50〜80cm)です。京都縦貫道の開通で京都市内へ車で約1.5〜2時間のアクセスが実現し、関西からの二拠点・移住の選択肢として注目が集まっています。古民家・漁家・糸屋建築など地域特有の建物ストックが残り、空き家活用のリノベーション事例も増えています。

Living — このエリアの暮らし

日本海と古民家、関西圏から現実的な距離

丹後は「ほどよく街、ほどよく田舎」という表現がよく使われるエリアです。コンビニやスーパーは整い、車があれば生活に大きな不便はありません。天橋立・伊根の舟屋・丹後ちりめんの街道など、日常の中に固有の文化と景観があるのが他の移住地にはない差別化要素です。京都縦貫道の開通以降、京都市内へ車で約1時間40分〜2時間、大阪からも約2時間半と関西圏からの二拠点に一定の現実性が生まれています。一方、冬は日本海型気候の恩恵で積雪があり、日照時間は全国でも短い部類に入るため、住まいの断熱・暖房計画は念入りに検討したいところです。

気候日本海型気候。夏は高温、冬は「うらにし」季節風と積雪(平野部50〜80cm、山間部1m超)。豪雪地帯指定で冬の日照時間が短い点に留意。
アクセス京都縦貫道で京都市内まで車約1.5〜2時間。特急「はしだて」で京都駅から天橋立まで約2時間10分。大阪からは車・電車とも約2〜2.5時間。
暮らしの環境車が主な移動手段。スーパー・コンビニは整備されており生活に大きな支障はない。食材(丹後コシヒカリ・海産物・フルーツ)が豊富。京都丹後鉄道・路線バスも運行。
向き / 不向き海・古民家・地域文化に関心のある移住・二拠点検討者に向く。冬の雪と日照不足への適性が前提。公共交通だけでの生活は難しいため、自動車は必須。

Renovation — 移住・リノベの傾向

豪雪地帯の古民家は、断熱と構造が鍵

丹後には糸屋建築(丹後ちりめん関連の町家)、漁家、舟屋、農家古民家など多様な建物ストックが残っています。いずれも日本海型気候の冬に対応した断熱・暖房計画と、積雪荷重への構造対応が不可欠です。特に舟屋(伊根)は重要伝統的建造物群保存地区内の建物であり、改修には行政との協議が必要です。空き家バンクを通じた改修補助制度が各市町で整備されており、移住を前提とした空き家活用の環境は整いつつあります。

  • 豪雪地帯指定エリアのため、積雪荷重に対応した屋根・構造計画が必須
  • 冬の日照不足を補う断熱・暖房(薪ストーブ等)の計画が快適さを左右する
  • 糸屋建築・漁家・舟屋など地域固有の建物種別があり、それぞれ改修の作法が異なる
  • 伊根町の舟屋は保存地区指定のため、改修前に町との事前協議が必要

Towns — このエリアの市町村

京都北部(丹後)の代表的な市町村

市町村名をクリックすると、暮らしの魅力と、移住・二拠点に関わる支援制度の確認先がその場で開きます。

宮津市 暮らしの魅力と支援を見る

日本三景・天橋立を擁する港町。海沿いの漁家建築や古民家が残り、市街地に生活インフラが整う。天橋立を日常の景色として楽しめるのがこのエリア最大の個性。京都市内へ車約1時間40分、特急でも約2時間と丹後の中では比較的アクセスがよく、二拠点・週末移住に向く。移住促進特別区域の指定あり。

移住・二拠点の支援:空き家バンク/定住支援空き家等改修事業補助金(上限100万円、多子世帯・府外5年以上の場合は上限200万円、移住促進特別区域内は上限180万円)/移住支援事業補助金(東京圏からの就業・起業者向け:世帯100万円・単身60万円、子ども加算あり)/家財道具処分費補助(上限10万円)等

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京丹後市 暮らしの魅力と支援を見る

丹後半島の中核を担う市で、6町が合併して誕生。袖志の棚田、間人(たいざ)ガニの産地など多様な風土が広がる。人口約5.5万人で医療・商業のインフラが丹後エリアでは最も充実しており、通年移住の生活基盤として選ばれやすい。丹後半島西側から日本海沿いの景観が続く。

移住・二拠点の支援:空き家バンク(京丹後市定住空家情報バンク)/移住促進・空家改修支援事業補助金(空き家バンク登録物件・上限230万円)/移住支援事業補助金(東京圏からの就業・起業者向け:世帯100万円・単身60万円)等

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舞鶴市 暮らしの魅力と支援を見る

旧海軍港の歴史を持つ東舞鶴と、田辺藩の城下町・商港として栄えた西舞鶴からなる港湾都市。赤レンガ倉庫群(重要文化財)が残り、歴史的建造物とともに暮らす環境が整う。JR・高速道路のアクセスが北近畿エリアでは比較的良く、医療・商業インフラが充実。農漁村エリアとまちなかエリアで性格が大きく異なる。

移住・二拠点の支援:空き家情報バンク(農漁村エリア・まちなかエリアの2系統)/農漁村エリア空き家改修補助(上限180万円)/まちなかエリア空き家改修補助(購入:上限100万円、賃借:上限60万円)/移住支援金(東京圏からの就業者:世帯100万円・単身60万円)等

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与謝野町 暮らしの魅力と支援を見る

「丹後ちりめん」の産地として知られ、加悦地区の「ちりめん街道」は重要伝統的建造物群保存地区に指定。糸屋建築や明治・大正期の町家が連なる街並みが残る。宮津市・天橋立にも近く、海沿いエリアへのアクセス拠点にもなる。移住相談の総合窓口が整備されており、お試し移住にも対応。

移住・二拠点の支援:空き家バンク/移住促進住宅整備事業補助金(移住促進特別区域内:上限180万円)/空家活用型移住定住促進支援事業補助金(特別区域外:上限90万円)/子育て世帯向け移住定住促進補助金等

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伊根町 暮らしの魅力と支援を見る

伊根湾に約230棟の舟屋が建ち並ぶ集落が国の重要伝統的建造物群保存地区(平成17年指定)。漁村として独自の景観と暮らしの文化が現存する。人口約1,800人の小規模な町で、近年は舟屋や古民家を活用した宿や店舗が増えつつある。高校卒業までの医療費無償化など子育て支援も充実。二拠点・移住ともに、まず関係人口として関わることを推奨。

移住・二拠点の支援:空き家バンク/移住促進空家改修支援事業補助金(上限180万円・世帯主と配偶者の合計年齢100歳未満等要件あり)/お試し住宅制度等。舟屋は保存地区のため改修前に町との事前協議が必要。

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※ 移住・二拠点の支援制度はあくまでご案内です。制度の有無・要件・金額・期限・最新情報は、必ず各自治体の公式情報でご確認ください。