エリアガイド一覧へ

東北 ・ 古民家・町並み

米沢・置賜

上杉の城下町から、雪国の静かな暮らしへ。

Overview — このエリアについて

山形県南部、奥羽山脈と朝日山系に挟まれた置賜盆地に広がるエリア。米沢市を中心に、南陽・長井・高畠・川西・白鷹・飯豊の6市町が連なります。上杉藩の城下町として栄えた歴史を持ち、古民家や武家屋敷の雰囲気を残す町並みが各地に点在します。山形新幹線つばさで東京から約2時間という距離感は、二拠点の選択肢として現実圏内に入りますが、市街地を離れると移動は車が基本。特別豪雪地帯に指定されており、冬の積雪は市街地でも平年最高積雪深が約100cmに達します。雪国の暮らしを前提にしたうえで、農と食の豊かさ、温泉、城下町の文化、地価の手頃さを評価する人に向くエリアです。

Living — このエリアの暮らし

城下町の文化と雪国の四季、農と食の豊かさ

置賜エリアは、上杉家の城下町として積み重ねてきた歴史文化と、飯豊山系・朝日山系から流れる最上川の恵みが重なる地域です。米沢牛・米沢ラーメン・置賜ワイン・赤湯温泉など食と温泉の充実度が高く、地域の日常に季節の豊かさが溶け込んでいます。一方で冬は特別豪雪地帯ならではの積雪があり、除雪・暖房コスト・凍結対策は暮らしの前提として織り込む必要があります。市街地では生活施設が揃いますが、移動は基本的に車。テレワーク移住や農的生活を求める人のほか、雪国の古民家でじっくり暮らしたい人に向くエリアです。

気候特別豪雪地帯。市街地でも平年の最高積雪深は約100cm。夏は高温多湿、冬は厳しい寒さ。断熱・除雪対策は必須。
アクセス山形新幹線つばさで米沢駅〜東京駅が約2時間。南陽市の赤湯駅も新幹線停車。車では東北中央自動車道が通る。
暮らしの特徴米沢牛・置賜ワイン・赤湯温泉・最上川など食と自然が豊か。生活利便は米沢市街地に集中。農地や古民家物件の流通あり。
向き / 不向き雪国暮らしを受け入れられる人、農・食・温泉を日常に取り込みたい人に向く。冬のコスト(光熱費・除雪)は事前に見込みたい。

Renovation — 移住・リノベの傾向

雪国の性能が、古民家暮らしの質を左右する

置賜エリアでは、城下町・農村集落に残る古民家や中古戸建てへの移住リノベが主な需要です。積雪量が多いため、断熱・屋根荷重対策・暖房計画が改修の核心となります。市区町村ごとに空き家バンクと改修補助金が整備されており、移住世帯への補助率優遇がある自治体も複数あります。

  • 雪国仕様の断熱・暖房計画が最重要。無断熱の古民家は抜本的な改修が前提
  • 屋根の積雪荷重対策(融雪設備・克雪化工事)も計画に組み込む
  • 米沢市は移住者向け空き家改修補助金(上限120万円・補助率2/3)など自治体ごとに制度が異なるため事前確認を
  • 古民家の骨格を活かしながら、気密・断熱・内装を刷新するフルリノベ事例が増えている

Towns — このエリアの市町村

米沢・置賜の代表的な市町村

市町村名をクリックすると、暮らしの魅力と、移住・二拠点に関わる支援制度の確認先がその場で開きます。

米沢市 暮らしの魅力と支援を見る

上杉家の城下町として栄えた置賜の中核都市。人口約7.7万人で生活利便が最も高く、スーパー・病院・商業施設が揃う。米沢牛・米沢ラーメン・白布温泉・小野川温泉など食と温泉が充実。山形新幹線つばさで東京まで約2時間と、二拠点の現実的な拠点になりえる。古民家・中古戸建てのストックがあり、移住者向け改修補助が手厚い。

移住・二拠点の支援:空き家・空き地バンク/空き家・空き地利活用支援事業補助金(移住者向け改修:補助率2/3・上限120万円、空き家バンク物件改修:補助率3/10・上限50万円)/山形県移住支援金(東京圏からの就業・起業者対象:世帯100万円・単身60万円)など

公式サイトで確認
南陽市 暮らしの魅力と支援を見る

開湯900年の赤湯温泉を擁し、県内有数のワイン産地としても知られる市。フラワー長井線と山形新幹線(赤湯駅)の接続があり、置賜エリアでは交通利便が高い。南陽のぶどう・桜・バラなど四季の彩りが豊かで、温泉と農の暮らしを組み合わせたい人に向く。

移住・二拠点の支援:空き家バンク(片付け補助:対象経費の1/2・上限10万円)/住宅リフォーム支援事業補助金(移住・新婚・子育て世帯:補助率1/3・上限30万円)/子育て世代定住促進交付金(転入子育て世帯・新築取得:上限50万円程度)/山形県移住支援金など

公式サイトで確認
長井市 暮らしの魅力と支援を見る

最上川・置賜野川・置賜白川が合流する水の恵み豊かな市。あやめの名所「長井あやめ公園」とフラワー長井線の沿線にあり、「水と緑と花のまち」として知られる。米沢市より規模は小さいが生活施設は一通り揃い、農・食に根ざした暮らしを求める移住者に向く。

移住・二拠点の支援:空き家バンク/空家等家財片付け支援事業費補助金(対象経費の1/2・上限10万円)/住宅リフォーム補助金(移住・子育て・新婚世帯:補助率30%・上限30万円)/定住促進補助金(子育て世帯転入者向け:上限100万円)/山形県移住支援金など

公式サイトで確認
高畠町 暮らしの魅力と支援を見る

ぶどう出荷量日本一の産地で高畠ワイナリーが立地。有機農業の先駆けとしての歴史を持ち、縄文遺跡など豊かな文化財も残る。高畠石造りの旧駅舎(国の有形文化財)が象徴的で、田園と農の暮らしを好む移住者に向く落ち着いたエリア。

移住・二拠点の支援:空き家バンク/移住定住促進事業助成金(転入者・新築建売:上限40万円、中古住宅:上限20万円、45歳以下・新婚・子育て・空き家バンク物件に各10万円加算)/空き家バンク登録物件改修補助(対象経費の1/10・上限50万円)/山形県移住支援金など

公式サイトで確認
川西町 暮らしの魅力と支援を見る

日本一の規模を誇る「川西ダリヤ園」(650種・10万本)で知られる農業の町。散居集落の景観が残り、米づくり・畜産が盛ん。フラワー長井線の沿線で南陽・長井・白鷹と鉄道で結ばれており、のどかな農村の暮らしを求める人に向く。

移住・二拠点の支援:空き家バンク/住宅リフォーム支援(県内業者施工が条件・詳細は町窓口へ)/山形県移住支援金(東京圏からの就業・起業者向け)など

公式サイトで確認
白鷹町 暮らしの魅力と支援を見る

最上川沿いに広がり、県花「紅花」の生産日本一・400年の歴史を持つ深山和紙・紅葉期の鮎漁で知られる。「日本の紅をつくる町」としてまちづくりに取り組んでおり、フラワー長井線終点の荒砥駅がある。伝統文化と自然に囲まれた静かな暮らしを求める人に向く。

移住・二拠点の支援:空き家バンク/空き家利活用支援交付金(バンク登録物件・売買:基本額50万円、賃貸:基本額5万円、子育て加算あり)/若者・子育て世帯住宅新築取得補助(上限100万円)/住宅リフォーム支援事業(移住世帯対象)/山形県移住支援金など

公式サイトで確認
飯豊町 暮らしの魅力と支援を見る

「日本で最も美しい村」連合加盟。東北アルプスと称される飯豊連峰を擁し、総面積の8割以上が山林の自然豊かな町。冬の積雪は多い地域で3mを超え、雪を雪室エネルギーとして活用するなど地域資源として捉える文化がある。深い自然の中での暮らしを望む人に向く。

移住・二拠点の支援:空き家バンク(飯豊町空き家等情報)/空き家リノベーションにより地域活性化の拠点づくり事業費補助金(対象経費の2/3・上限200万円)/住宅取得支援(新婚・子育て世帯の土地購入:200万円補助)/住宅リフォーム支援(移住世帯・最大50万円程度)/山形県移住支援金など

公式サイトで確認

※ 移住・二拠点の支援制度はあくまでご案内です。制度の有無・要件・金額・期限・最新情報は、必ず各自治体の公式情報でご確認ください。